微 睡 み


密やかな吐息

柔らかく胸を掠る

無防備な寝顔

かすかに

口唇を盗んだ

 

いつからだろう

こんなに狂わしい想いは

 

幼い頃から見ていたのに

どうして

愛しさが尽きないのだろう

 

明日になれば

また 闘いが始まる

 

だから まだ

愛しい者と微睡んでいよう

 


 

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